建設・施工・不動産における現場DX・コネクテッドワーカーの検討会

COMPANY INFORMATION

会社名 フェアリーデバイセズ株式会社
ホームページ https://fairydevices.jp/
本境地 JAPAN

ABOUT

コネクテッドワーカーソリューションについて

現場作業の複雑化、高齢化による就労人口減少、熟練工の大量定年退職、COVID-19による遠隔支援の必要性はあらゆる業界の喫緊の課題です。コネクテッドワーカーソリューションは、「現場稼働率の維持・向上」と「営業機会損失の解消」を同時に行う現場DXの為のソリューションです。

「現場の作業員が負荷なくいつでもインターネットに繋がる」ことで、現場作業のリアルタイム遠隔支援、熟練工スキルのデジタル化による技能伝承、非コア事務作業等削減による効率化等を実現し、業務フロー全体のデジタル化を支援します。

現場作業者はTHINKLET®️の装着だけで、新たな操作習得は不要です。PCやスマートフォンを用い、支援拠点側より、遠隔で現場の動画配信を起動できます。
スピーディーに現場と本部を「音声と映像」で繋ぎ現場を支援できます。

THINKLET®️の特徴

  • 手を塞がず、作業者の負担にならない、人間工学に基づいた軽量の首掛け型デザイン
  • 5個のマイクを搭載し、装着者の音声だけでなく対面者の音声も同時に収録が可能
  • 音声処理AI「mimi® XFE」を搭載し、騒音環境下でもクリアな音声収録が可能
  • 800万画素の広角カメラを搭載し、クリアで精細な作業時の映像収録が可能
  • Wi-Fiおよび4G LTEを搭載し、本体のみで常時クラウドに接続。リアルタイムにデータの収集、確認が可能
  • USB Type-C端子を搭載し、スマートグラスやウェアラブルセンサーなど外部機器との連携が可能
  • IP54相当の防水防塵性能で、雨の中でも利用が可能

PROJECT

建設・施工・不動産における現場DX・コネクテッドワーカーの検討会にて複数のパートナー企業と、人手不足、COVID-19など昨今の外部環境変化による現場への影響、各社が持つ業界課題、他業界などで現場がどのようにDX化しているかの情報共有を実施した上で、ターゲット候補となる現場課題、解決するための仮説、仮説を技術的に実現する方法につき、討議を行いました。

コネクテッドワーカーによるDX化の紹介においては、新型コロナウイルスによる現場の混乱や先行事例より推進意義を共有の上、THINKLET®実機を手に取って装着感や配信映像音声の実用性を確かめるとともに、自動工程分割での教育マニュアル化や多言語音声翻訳のアプリケーションについてもデモを実施しました。

建設・不動産業界向けのユースケースとディスカッションは、他業界のユースケースを参考に、遠隔でのバーチャル内覧、駆けつけ対応の高度化、現場監督の遠隔支援、点検エビデンス・帳票作成支援に関する仮説を提示し、参加各社からのフィードバックを得ました。

建設・不動産業界向けのアイデアディスカッションは、新たなユースケースとして、遠隔での鉄骨等の製品検査や、最先端設備の建設ならびに高度な作業中の現場映像配信による業界への雇用希望者の創出、バーチャル現場視察見学の受け入れによる施工円滑化等が挙げられました。

コネクテッドワーカーによるPoCの流れの紹介は、複数の検証を1度に行うと、改善内容が明らかにならず、結果としてPoC貧乏に陥るため、検証項目を細かく切り、極力開発を行わずに進めることが重要であること等を今後の展開に向け共有しました。

RESULT

検討会は参加各社との活発な意見交換により、建設・不動産業界におけるコネクテッドワーカーの活用法と留意すべき点について貴重なアウトプットが得られました。 遠隔でのバーチャル内覧は、遠隔からでも外装や周辺環境も含めて臨場感ある形で不動産を訴求することが新常態にマッチする一方で、臭いや微細な音など現場で直接感じられる要素も存在するため、それらを現場とのコミュニケーションや保証でカバーしながら遠隔でも安心して不動産の契約が可能な環境整備を図っていく重要性が確認されました。

駆けつけ対応の高度化は、設備故障・トラブル時の駆けつけと遠隔支援による早期復旧の実現や対応エビデンス記録は、入居者対応の迅速化や管理会社の対応コスト低減に繋がる一方で、現場熟練者の業務を圧迫しないように定年後の熟練者を積極的に活用すべき点と、駆けつけ要否の一時判断や熟練者の円滑なマッチングを実現するためのフロー設計が重要である点を確認しました。

現場監督の遠隔支援は、駆けつけ対応と同じく定年後熟練工の活用やアサインと前捌きにおけるシステムの確立が重要視されると共に、現地と遠隔での指導では要求スキルに差異があることに留意すべき点が指摘されました。また、建設業界での人間関係を考慮した遠隔支援時の礼儀作法の整備の必要性も挙げられました。

点検エビデンス・帳票作成支援は、現場での音声動画データを活用した作業記録や報告書作成の自動化でコア業務により集中できる一方、同じ帳票でも熟練度の違いで情報の粒度のバラつきが発生するため音声認識による対話型で補完が可能なTHINKLET®の利点が確認されました。

今後について

建設・不動産業界向けホワイトペーパーとTHINKLET®を用いたパッケージを活用して本番開発の要件定義に向けたPoCに参画頂けるパートナーを募り、各現場での課題解決と効果検証および業界全体としてのデファクトスタンダードの確立に取り組んでいきます。

日本にはソフトパワー資産である「現場力」が今なお数多く存在し、属人性、日本語、文化という防壁によって海外に流出することなく眠っています。一方で、この「現場力」は少子高齢化、熟練工の大量定年退職により失われつつある希少資産でもあります。今を生きる我々のミッションは、音声認識・多言語翻訳・遠隔化といった技術を用いて、失われる前に「現場力」をデジタル化し、コネクテッドワーカーソリューションを通じて次世代への継承と海外展開を実現することです。

これにより、日本品質のグローバル化、日本製AIによる国際競争力の維持を実現します。 GAFAMやBATHには手に入れ難い、日本独自の知識・技術戦略を用いた日本発の「熟練工AI」によってグローバル市場を攻略し、「人と機械が共に暮らす世界」でTHINKLET®が、人間の良きパートナー足りうる「妖精」として人々の傍らに存在する未来をフェアリーデバイセズは創造します。

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