会社名 | station株式会社 |
---|---|
ホームページ | https://www.station.space/ |
本境地 | JAPAN |
station株式会社は、「コミュニティ創りをアップデートし、誰もが自分のライフスタイルに合ったコミュニティを自由に選べる仕組みをデザインする。」をビジョンに掲げたスタートアップです。
200名を超えるコミュニティオーナーやマネージャーへのヒアリングの結果、コミュニティ作りにおける大きな課題として、「コミュニティの設計の仕方がわからない」「コミュニティの実態を具体的に説明できない」という2つがあることがわかりました。
「station」は、上記の課題を解決するSaaS型のサービスです。これまで見え辛かったコミュニティの資産や価値を可視化し、集客、活性化、メンバーLTVの向上など、コミュニティ運営における目的達成をサポートします。
「station」先行導入事例の合同視察を通じてゴールイメージを共有した上で、協賛パートナー企業による以下3種のコミュニティそれぞれにおいて、コミュニティの相互補完による課題解決促進に向けた検証を行いました。
計4社の協賛パートナー企業でのコミュニティ開発・運営担当者が集い、通常、企業間では情報共有しづらいコミュニティ開発〜運営に至る事業課題と解決方法を広く意見交換することができました。この中ではコミュニティ形成の共通の課題が確認され、解決策の検討にあたり、先行導入事例の合同視察およびヒアリングで得られた知見が活かされました。
これらの課題に対してコミュニティの先行事例の知見やノウハウの活用が新規プロジェクトの推進において重要であり、さらに課題の解決を推進するために以下の解決方法についても検証を行いました。
A. コミュニティの初期設計を促進させるサービス(コミュニティ版WBS)
B. コミュニティ間でのイベントシェアやメンバーの循環を促す機能
コミュニティ形成と活性における上記サービス・機能の有用性について、コミュニティの運営担当者を中心にフィードバックをいただき有用性を確認しました。 今回の知見をもとに、各パートナーとは地域関係者や利用者への追加ヒアリングを重ねながら、コミュニティ醸成に向けた検証を継続しています。また、一部の施設ではstationの導入も進んでおります。
今後より多くの地域、不動産において利用者の満足度を向上させる取り組みが活発化していくと予測されますが、今回確認されたコミュニティ共通の課題は、今後多くのコミュニティにおいて同様に発生し得ます。本プログラムにて得られた知見をもとにさらにサービスと機能の開発を進め、「誰もが自分のライフスタイルに合ったコミュニティを自由に選べる仕組みをデザインする」ことに取り組んでいきます。