2019年04月26日
先日弊社で、『5つのテクノロジー領域で挑戦を続けるDG Labのミッションを語る』 と題したmeetupを開催しました。
そもそもOnlab BioはDG Labが運営しているのですが、その✨DG Lab✨は一体どんな組織なのかご紹介したいと思います😊
Contents
DGと株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾン、KDDI株式会社が共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織。「ブロックチェーン」「VR/AR」「AI」「セキュリティ」「バイオヘルス」の5つを重点分野とし、これらの分野で高いレベルの技術を持つ国内外の投資先企業と連携し、新たな事業の柱となるプロダクトやサービスを生み出すことを目的としています。🆒
今回のイベントでは、各分野を代表するメンバーが、最先端の技術を活用して新たな事業の柱となるプロダクトやサービスを生み出す為には何が必要なのかについて語ってくれました🎤
BioHealthとは、BiotechnologyとHealthcareをかけ合わせた造語で、それはそれは幅広く人々の健康に関わる分野です💊DG LabではITとの融合でイノベーションが期待されるBioHealth領域にフォーカスし、世界中の革新的な技術シーズを持つ会社と連携して事業化を推進しています。また、起業家精神を持つ研究者やエンジニアと共にスタートアップエコシステムの構築にも取り組んでいます。
例えば、食事画像🍛を解析して栄養情報のレポートをユーザーに送付するPHR系サービスや、投薬ではなくスマホのゲーム🎮をすることで病気を治療するDigital Therapeuticsを開発するスタートアップに投資・事業支援をしています。他にも、世の中に新しい価値を提供するプロダクトや、基礎となる技術を生み出すために日夜研究と事業開発を進めているのです。👾
そして、私たちだけではカバーしきれない多岐にわたるBioHealth分野において、その道のプロフェッショナルであるパートナー企業と一緒に、革新的な技術を持ったスタートアップを育成し新しいビジネスを世に出すことを目的としたアクセラレータープログラム『Onlab Bio』を2018年5月から始動しました❗
Onlab Bioが注目している新しい技術は、例えば、iPS細胞やゲノム編集で健康な細胞を作ったり、接ぎ木の技術で砂漠での作物作りに挑戦したり、動物を殺さなくてもおいしくて安全なお肉が食べられるように培養したり、健康な人の腸内細菌を移植してアトピーを治したり、CRISPR (gene drive)でマラリアを媒介する蚊を絶滅させたりなど。こんなことが技術的には可能な時代なわけで(もちろん倫理的には未解決な問題も多いのですが)、豊かな生活が実現する未来を想像するとワクワクしませんか⁉😆
続いて、DG Labのもう4分野もご紹介!DG Labでは日常茶飯なのですが、各チームは常に連携しており、同じプロジェクトを共同で推進することもあります!
AIチームの田(でん)さんは、ナレッジグラフを活用した分類モデルを開発したり、食事画像から栄養バランスを解析したり、というプロジェクト事例についてお話してくれました😲
Blockchainチームの渡邉さんはクイズ形式でチームが大切にしている考え方をご紹介。Securityの大切さをわかった上で、SecurityとScalabilityを両立してこそBlockchainを使う価値がある事業だと訴えました。答え合わせの画像が面白くって最高でした😂
VR/ARチームの新田さんは、視覚ではなく聴覚に働きかける「音のAR」の実証実験や、認識できないもの、表現する言葉のないものを表現するというなんとも夢のある話をしていただきました💎
さらにDG LabにはFundもあるんです💵
DG Lab Fundのキャピタリスト金森さんから、投資先の面白い事業を紹介していただきました😆
続いては、BioHealthの豊原さんがモデレーターを務めるパネルディスカッション。日本企業のR&D、事業開発組織とDG Labの違いや、起業ではなく、企業での新規事業立ち上げを選んだ理由を語ってもらいました。
イベントに参加された方は、スタートアップや大手事業会社の新規事業開発、R&D、CVCのご担当者や、これらに興味があり今後チャレンジしたいと考えている方が多かったので、各5分野が秘める可能性や今後のビジョンに関する質問が多く挙がりました🙋
Onlab Bioを運営するDG Labの挑戦や私たちBioHealthチームの活動について、簡単にですがお伝えできたでしょうか?興味をもっていただけると嬉しいです💕