2019年01月18日
2019年1月16日(水)に『Onlab BioHealth 1st Batch』がついにDemoDayを迎えました❗
DemoDayとは、プログラム参加スタートアップがその成果発表として、投資家や事業会社、メディアに向けてピッチを行い、次の資金調達や事業連携の機会をつくる、まさにこの4ヶ月半の集大成の場です✨
当日は投資家の方々をはじめ、パートナー企業の皆様、日経デジタルヘルス、日経バイオテク他メディア各社様、大学・行政等の協力者の皆様、Biotech/Healthcare領域の先輩起業家の皆様など、多くの方にご来場いただき、会場は満員御礼🙏
では早速、ピッチの様子とともに各社の事業内容をご紹介します🎤
トップバッターは、
Contents
生活習慣病予防のための食習慣改善サポート向けSaaSを提供する株式会社Mealthy(メルシー)。現在は健康保険組合を中心に、特定保健指導、糖尿病性腎症重症化予防の継続支援をしています。高度な医療レベルの栄養指導を維持しつつ、栄養士業務の自動化を推進。すでに健保で導入され、業界トップレベルの費用対効果を実現しています。今後は、国内初の糖尿病領域での医療用ソフトウェアとして保険収載を目指し、メディカル領域でのサービス展開を図ります。
次は、
三重大学と京都大学の医工連携研究から生まれたT細胞活性化技術「T-ignite」の実用化を通じて「Cold tumor」の克服に挑み、がんが治る時代の実現を目指すユナイテッド・イミュニティ株式会社。Cold tumorは、悪性腫瘍(がん)の大部分を占める免疫チェックポイント阻害薬の効きにくい免疫的に不活性ながんで、原因解明と解決策が世界的に希求されています。同社のT-ignite製品は現在最初の臨床試験を実施しており、さらなる事業拡大のために製薬企業や投資家などと連携を進めています。
そして、
日本に120万人、世界に7600万人いる原因不明の言語障害である吃音症を改善する世界初のVRプロダクトの開発と研究を行っているAdversity Project(アドバーシティプロジェクト)。吃音者が苦手な社交的な場面をVR空間で繰り返し経験することで、吃音の症状を改善します。吃音当事者や吃音の臨床家が使いやすいUXをデザインし、それを元にVRによる様々な精神疾患のデジタルヘルスの開発を進め、障害が価値になる未来の実現を目指しています。
最後に、
株式会社ERISA(エリサ)は、人工知能を活用して、軽度認知障害からアルツハイマー型認知症への進行を、MR画像をもとに予測するプログラムの事業化を進めています。20年以上の営業実績のある地方シンクタンクの子会社として、2017年4月に島根県松江市で設立された同社は、高齢化先進県である島根県において、認知症という社会課題の解決を目的としています。
さらに、先輩起業家の方々にもゲストスピーカーとしてピッチしていただきました👏
合成生物分野の企業向けにバイオデザインと分析を行うソフトウェアを提供するTupac Bio社。同社のクラウド型ソフト「Tupac Biodesigner」は直感性・共同作業性を兼ね備えた、DNAデザインに不可欠な業界初のツールです。DNA合成を行う会社の研究者は新規構造を持つ生体分野や変異体ライブラリなどを直感的な操作でデザインできます。同社はすでに、Spiber株式会社や米国Finless Foods社など先進的な研究を行っている会社と協業しています。
「主食をイノベーションして、健康をあたりまえに」をミッションとし、世界初の栄養バランスの良い主食を開発・販売しているベースフード株式会社。チアシードや昆布などの栄養豊富な食材を練り込み、国の基準に則った約30種類の栄養素を1日に必要な分の3分の1含んでいるうえ、糖質は約40%カット。ビジネスモデルは「D2C×Subscription」で、自宅まで毎月届けることで、健康食の習慣化を可能にしています。
体内の運動神経や感覚神経と類似した3次元構造神経組織「Nerve organoid」の培養技術を保有する株式会社Jiksak Bioengineering(ジクサク バイオエンジニアリング)は、当該技術を起点として主に神経組織モデル製品を用いた創薬支援事業と末端神経をターゲットとした創薬事業を進めています。
最先端のゲノム検査を患者様に届けることを目指した臨床検査会社Varinos株式会社(バリノス)は、子宮内の菌環境を調べる「子宮内フローラ検査」を世界に先駆けて実用化し、全国70か所の大学病院およびクリニックと提携し、5000検体以上の実績を有しています。子宮内の菌バランスと不妊の因果関係の解明に取り組み、不妊に悩むカップルの妊娠率・出生率を向上させ、少子化問題の改善に挑戦しています。
スマートフォンから産婦人科医、小児科医、助産師に直接相談ができる遠隔健康医療相談「産婦人科/小児科オンライン」を運営する株式会社Kids Public(キッズパブリック)。スマートフォンという身近な接点を通して、病院で待っているだけでは手の届かなかった不安に寄り添い、妊娠、出産、子育てにおいて誰も孤立しない社会づくりを目指しています。2017年、経済産業大臣賞及び厚生労働大臣賞を受賞。
そして、主催者であるデジタルガレージの林社長ら審査員とパートナー企業の代表者様、ご来場者様の投票によって、最優秀賞、パートナー賞、オーディエンス賞が授与されました🎊
投票基準はスバリ、
✅ 経営者の強い意志が感じられるか
✅ バイオ/ヘルスケア業界の未来を牽引できる事業か
栄えあるBest Team Award(最優秀賞)をに輝いたのは…
パートナー企業の心を掴んだPartner Award(パートナー賞)は…
会場の皆様の支持を得たAudience Award(オーディエンス賞)は…
みなさん、おめでとうございます🎊
そして、パートナー企業の皆様からコメントをいただきました🎉
メンタリング等でスタートアップの成長に深く携わって頂いた方々からのとても励みになるコメント📋
全部紹介したいのですが、たくさんあるのでまとめてチラっとご紹介👇
大いに盛り上がりましたこのDemoDayをもって1st Batchのすべてのプログラムが終了しました👏
ご協力いただきました皆様ありがとうございます🙏
次回の2nd Batchにも是非ご期待ください✨