September 15, 2022 9:00 pm
Published by akane-arai
このシリーズでは、気候変動やガバナンスなどESG分野に取り組む技術・サービスを提供する国内外のスタートアップを紹介します。「ESGテーマ」といっても領域や内容はかなり幅広く多岐に渡るので、切り口として、領域・キーワード・用語毎に調査したスタートアップ概要をご紹介しながら、最終的にはESGスタートアップカオスマップを目指していきます。 ご興味を持っていただけた方は、OnlabESG / Earthshotファンドからの出資を含む事業相談会や、ESGスタートアップ情報を発信をしているOnlab ESG NewsLetterにご登録ください。 今回のテーマは、環境負荷を軽減するフードデリバリーサービスを提供するスタートアップです。 フードテックには大きく分けて2つのカテゴリーがあり、培養肉や植物性タンパク質など食材そのものをイノベーションする企業、そしてそれらの食材を家庭やレストランなどに提供するサービスをしている企業です。EmergenResearchのデータによると、フードテック全体の世界市場規模は2027年までに342Bilion USD(およそ50兆円)ほどに到達するとも言われています。 そんな中でも環境に負担の少ないフードテック技術が注目されており、最新の技術を使ってシステムや食品自体を改革していく動きが世界的に活発になってきています。その背景には食全体のシステムが環境汚染に深く関わっている点が挙げられます。 世界ではコロナ禍を経験し、食品のデリバリーサービスへの需要が拡大しています。特にアメリカの西海岸では環境負荷を減らしてサステナブルな食品を家庭に届けることに特化したサービスが増えています。これからの成長にも期待が高まっており、2027年度までにCAGR(年平均成長率)は6.8%の成長が見込まれています。 今回はその中でも海外のtoC向けのサステナブルな食を推進するデリバリーサービスを提供するスタートアップをご紹介します。食システムの環境負荷の多くを占めているのが家畜の飼育や輸送と言われており、環境に負荷の少ない農家や酪農家の食材を、環境に配慮した方法でデリバリーするスタートアップが注目を集めています。 Imperfect Foods 社名 / サービス名 Imperfect Foods(インパーフェクトフーズ) 国・地域... View Article
August 31, 2022 6:00 pm
Published by akane-arai
このシリーズでは、気候変動やガバナンスなどESG分野に取り組む技術・サービスを提供する国内外のスタートアップを紹介します。「ESGテーマ」といっても領域や内容はかなり幅広く多岐に渡るので、切り口として、領域・キーワード・用語毎に調査したスタートアップ概要をご紹介しながら、最終的にはESGスタートアップカオスマップを目指していきます。 ご興味を持っていただけた方は、OnlabESG / Earthshotファンドからの出資を含む事業相談会や、ESGスタートアップ情報を発信をしているOnlab ESG NewsLetterにご登録ください。 今回のテーマは、xEMS(エネルギーマネジメントシステム)です。 不動産テックは大きく分けて、次世代電力網と呼ばれる新たな電力供給システムの「スマートグリッドシステム」と、そのエネルギーの使用状況をリアルタイムに把握し最適化するシステムや支援ツールの「エネルギーマネジメントシステム」の2つがあります。 今回はその中でもエネルギーマネジメント(通称:xEMS)の分野に特化しているスタートアップをご紹介します。xEMSのxは変数で、住居ならHomeのH、ビル全体であればBuildingのB、工場であればFactoryのFというようにさらに細かい名称に分かれており、主にITを活用した電力やガス等、空気調和工学の可視化 / 制御ツールの提供するエネルギーマネジメントシステムのことを言います。 この分野のスタートアップはエネルギー需給状況の「見える化」と、環境変化(気温、日照、季節等)やエネルギーの需給状況に対応して設備・機器のエネルギーを制御するサービスを展開するスタートアップが主流となっています。 Carbon Lighthouse 社名 / サービス名 Carbon Lighthouse(カーボンライトハウス) 国・地域... View Article
August 23, 2022 2:30 pm
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近年、「企業価値」と「社会的価値」の両立を目指す「ESGスタートアップ」が注目され、国内外のOpen Network Lab(以下「Onlab」)の支援先も増えてきました。 シリーズ「Meet with ESG Startups」では、スタートアップの事業成長と会社経営のあり方や持続可能な社会へのインパクトをどのように創り出していくのか、経営者としての考え方や企業の様々な取り組みについて伺います。 今回登場するのは、ソフト価値を付加する不動産オーナー向けツール「EaSyGo」をはじめとする不動産テックサービスを展開する株式会社GOYOH(以下「GOYOH」)。不動産のESGとは何か、EaSyGoはそれにどう貢献するのか、そのビジネスモデルとは、代表の伊藤幸彦さんに聞きました。 < プロフィール > 株式会社GOYOH 代表取締役 伊藤 幸彦 早稲田大学高等学院を中退後、バックパッカーとして世界70か国以上を長期旅行し、2006年(23歳時)にニューヨークにてホスピタリティ投資会社を起業し、マンハッタンでのサービスアパートメント(民泊)への投資・運用・運営業務を行う。2008年(株)アスタリスクを日本に設立し、国内・海外の機関投資家や超富裕層のクロスボーダーなホテルや不動産、ファンドへの投資アドバイザリー業務を行なう。欧州と米国それぞれの地域で最大級の不動産運用会社(総運用資産9兆円を超える)などの海外投資ファンドのコンサルタントや日本での資金調達、グローバルなホスピタリティ投資JVの事業パートナーを務めるなど、国内・海外の不動産開発者や投資ファンドへのコンサルタントを務める。2016年〜2020年までの間、世界的不動産ESGリーダー、M&G Real Estate社やベントール・グリーンオーク社の日本専属アドバイザーとして、大手生命保険会社などの機関投資家に不動産ESG投資のマーケティングを行う。 ESGのすべてで不動産の価値を上げていく ―... View Article
June 3, 2022 1:00 pm
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【プロフィール】 Open Network Lab 原 大介 2005年慶応大学卒業、公認会計士試験合格。2007年より新日本有限責任監査法人勤務。金融業や製造業等の様々な業務の監査に従事。2012年より2年間、アメリカ・シリコンバレーに出向、現地でアメリカ企業の上場を支援(3社)。2015年より、不動産ビッグデータを利用したコンサルティング会社・ゴミを原料としたケミカルリサイクルを営む会社でCFO。エクイティのみならず、デッドや助成金等の様々な資金調達手法に精通。現在までの累積調達額は130億円超。2019年11月よりDG参画。 Open Network Lab(以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。これまで数百社以上のスタートアップを支援・育成してきました。今回はエクイティファイナンスに心がけておきたいTipsをご紹介します。 【シリーズ目次】 ・ 第1の習慣:主体的であること ・ 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める ・ 第3の習慣:最優先事項を優先する ・... View Article
June 1, 2022 4:32 pm
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Open Network Lab(以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的にSeed Accelerator Programを2010年4月にスタートし、これまでに数々のスタートアップをサポートしてきました。今回ご紹介するのはOnlab第24期で審査員特別賞を受賞した株式会社Ex-Work 代表取締役CEOの馬渕 太一さんです。 馬渕さんは新卒で入社した三井物産では貿易業務を、2社目のA.T.カーニーではさまざまな業界の大企業に向けた事業戦略の立案を担当。多くの企業で組織や個人の生産性やモチベーションの低さに悩む現状を目の当たりにし、テクノロジーの力で日本の働き方に価値を提供したいと2020年7月に株式会社Ex-Workを設立。人々が主体的にジョブを選択して、適切な処遇を得られるようにするために、社内のジョブの情報を整備するジョブマネジメントクラウド「Job-Us」を開発します。 スキルや経験を活かせる人材を増やし日本社会の活力を取り戻したいと語る馬渕さんに、Job-Usを立ち上げた当時のエピソードやOnlabへ参加したきっかけなどをオンラインで伺いました。 < プロフィール > 株式会社Ex-Work 代表取締役CEO 馬渕 太一 京都大学経済学部 経済・経営学科卒業。 三井物産株式会社にて、化学品関連の貿易ビジネスや子会社のマネジメントを行う。 経営コンサルティングファーム... View Article
May 27, 2022 6:00 pm
Published by akane-arai
【プロフィール】 Open Network Lab 原 大介 2005年慶応大学卒業、公認会計士試験合格。2007年より新日本有限責任監査法人勤務。金融業や製造業等の様々な業務の監査に従事。2012年より2年間、アメリカ・シリコンバレーに出向、現地でアメリカ企業の上場を支援(3社)。2015年より、不動産ビッグデータを利用したコンサルティング会社・ゴミを原料としたケミカルリサイクルを営む会社でCFO。エクイティのみならず、デッドや助成金等の様々な資金調達手法に精通。現在までの累積調達額は130億円超。2019年11月よりDG参画。 Open Network Lab(以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。これまで数百社以上のスタートアップを支援・育成してきました。今回はエクイティファイナンスに心がけておきたいTipsをご紹介します。 【シリーズ目次】 ・ 第1の習慣:主体的であること ・ 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める ・ 第3の習慣:最優先事項を優先する ・... View Article
May 27, 2022 5:00 pm
Published by 有希吉田
Open Network Lab(以下、Onlab)は、「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。シリーズ「Meet with Onlab grads」では、プログラムに採択され、その後も活躍を続けるOnlab卒業生たちのリアルボイスをお届けします。(10月末までOnlab第26期生を募集中です!) 今回お話を伺ったのは、貸切バス配車・運行管理サービス「busket」を運営するワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社(以下「WTT」)代表取締役CEOの西木戸秀和さん。WTTはOnlab24期Demo Dayの最優秀賞も獲得しているスタートアップです。 最優秀賞は貸切バスマッチングのbusket。第24期 4社が登壇したOnlab Demo Dayレポート WTTの創業は2012年(創業時の社名は「サメ株式会社」)、busketの公開は2019年。創業から10年、サービスリリースから3年も経ってOnlabに参加した西木戸さんは、他の参加者とは異色の経歴となっています。 そんな西木戸さんに、busketのサービス概要はもちろん、開発の経緯や、ある程度会社が成熟してからOnlabに参加した理由について伺いました。 < プロフィール > ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社... View Article
May 20, 2022 8:00 pm
Published by akane-arai
【プロフィール】 Open Network Lab 原 大介 2005年慶応大学卒業、公認会計士試験合格。2007年より新日本有限責任監査法人勤務。金融業や製造業等の様々な業務の監査に従事。2012年より2年間、アメリカ・シリコンバレーに出向、現地でアメリカ企業の上場を支援(3社)。2015年より、不動産ビッグデータを利用したコンサルティング会社・ゴミを原料としたケミカルリサイクルを営む会社でCFO。エクイティのみならず、デッドや助成金等の様々な資金調達手法に精通。現在までの累積調達額は130億円超。2019年11月よりDG参画。 Open Network Lab(以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。これまで数百社以上のスタートアップを支援・育成してきました。今回はエクイティファイナンスに心がけておきたいTipsをご紹介します。 【シリーズ目次】 ・ 第1の習慣:主体的であること ・ 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める ・ 第3の習慣:最優先事項を優先する ・... View Article
May 18, 2022 3:00 pm
Published by 有希吉田
国内外でデジタルガレージが出資する企業やOpen Network Lab(以下、Onlab)の支援先にはあらゆるサービスが存在してますが、昨今「企業価値」だけでなく「社会的価値」の両立を目指す「ESGスタートアップ」が注目されています。このシリーズではスタートアップの事業成長と会社経営のあり方や持続可能な社会へのインパクトをどのように創り出していくのか、経営者としての考え方や企業の様々な取り組みについて伺っていきます。 今回登場するのは、株式会社Luup 岡井大輝さんです。同社が提供する電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」は、都心部や地方都市で導入が進んでおり、街中で緑基調の電動キックボードや小型電動アシスト自転車を見たことがある方も多いのではないでしょうか。Luup代表の岡井さんは、マイクロモビリティ推進協議会の会長も務め、電動マイクロモビリティの安全な社会実装に尽力しています。単なる便利な移動手段を超えて、街のインフラと化しているLUUP。ESG・SDGsの観点も経営に生かしているようです。 ※ Luupは会社名を、LUUPはサービス名を表しています。 < プロフィール > 株式会社Luup CEO 岡井 大輝 東京大学農学部卒業。その後、戦略系コンサルティングファームにて上場企業のPMI、PEファンドのビジネスDDを主に担当。その後、株式会社Luupを創業。代表取締役社長兼CEOを務める。2019年5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心に、新たなマイクロモビリティ技術の社会実装促進を目的とする「マイクロモビリティ推進協議会」を設立し、会長に就任。 安全性に配慮した対策と公共交通機関を目指した新デザイン ― Luupは2022年2月にロゴの刷新を発表されたそうですね。保安基準を満たさずに走行している電動キックボードと、適法な車両を提供しているLUUPとを見分けやすくすることが、目的の一つと伺いました。 おっしゃる通り、LUUPはコーポレートロゴおよびサービスロゴを刷新し、電動キックボードのデザインも合わせてアップデートしました。夜間の視認性の向上や、安定性を改善しました。 (image:... View Article
May 16, 2022 5:30 pm
Published by MiyanoAyumi
スタートアップと共に、New Normalに求められるスマートシティ・スマートライフを実現する事業組成を目指すOpen Network Lab FUKUOKA(以下「Onlab FUKUOKA」) 。福岡を中心とした企業とのオープンイノベーションを通し、5G、xR、デジタルツイン等の技術を活用したビジネスを含む、快適で質の高いライフスタイルと都市空間の創出、世界に誇れるまちづくりを目指します。 そんなOnlab FUKUOKAは3rd Batchを2022年7月から11月の期間で開催します。申し込みは2022年5月31日(火) 正午までです。 Onlab FUKUOKA 3rd Batch プログラム参加チーム募集中! https://onlab.jp/programs/fukuoka/ 今回は、Onlab FUKUOKAの協賛企業である九州朝日放送株式会社(以下「KBC九州朝日放送」)の香月さんをお招きし、プログラムディレクターの大木と共に、Onlab FUKUOKAでのこれまでの取り組みや、KBC九州朝日放送として注目している領域、スタートアップとの関わり方について伺いました。... View Article
May 13, 2022 7:00 pm
Published by akane-arai
【プロフィール】 Open Network Lab 原 大介 2005年慶応大学卒業、公認会計士試験合格。2007年より新日本有限責任監査法人勤務。金融業や製造業等の様々な業務の監査に従事。2012年より2年間、アメリカ・シリコンバレーに出向、現地でアメリカ企業の上場を支援(3社)。2015年より、不動産ビッグデータを利用したコンサルティング会社・ゴミを原料としたケミカルリサイクルを営む会社でCFO。エクイティのみならず、デッドや助成金等の様々な資金調達手法に精通。現在までの累積調達額は130億円超。2019年11月よりDG参画。 Open Network Lab(以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。これまで数百社以上のスタートアップを支援・育成してきました。今回はエクイティファイナンスに心がけておきたいTipsをご紹介します。 【シリーズ目次】 ・ 第1の習慣:主体的であること ・ 第2の習慣:終わりを思い描くことから始める ・ 第3の習慣:最優先事項を優先する ・... View Article
May 13, 2022 12:17 pm
Published by MiyanoAyumi
スタートアップと共に、New Normalに求められるスマートシティ・スマートライフを実現する事業組成を目指すOpen Network Lab FUKUOKA(以下「Onlab FUKUOKA」) 。福岡を中心とした企業とのオープンイノベーションを通し、5G、xR、デジタルツイン等の技術を活用したビジネスを含む、快適で質の高いライフスタイルと都市空間の創出、世界に誇れるまちづくりを目指します。 そんなOnlab FUKUOKAは3rd Batchを2022年7月から11月の期間で開催します。お申し込みは2022年5月31日(火) 正午までです。 Onlab FUKUOKA 3rd Batch プログラム参加チーム募集中! https://onlab.jp/programs/fukuoka/ 今回は、Onlab FUKUOKAの協賛企業である福岡地所株式会社(以下「福岡地所」)の藤村さん・吉丸さんをお招きし、プログラムディレクターの大木と共に、Onlab FUKUOKAでのこれまでの取り組みや、福岡地所として注目している領域、スタートアップとの関わり方について伺いました。... View Article