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Futurist Meetup開催!ヘルスケアデータの活用実態

Futurist Meetup開催!ヘルスケアデータの活用実態

May 15, 2019 6:04 pm Published by

5/9(木)✨第12回Futurist Meetup✨を開催しました❗ 今回のMeetupでは、医療・介護領域においてOpen DataおよびPersonal Dataの活用に取り組む2つのスタートアップをお招きし、ヘルスケア × データの未来について語っていただきました。 ヘルスケア分野ではデータを活用して新たな健康増進プログラムや医薬品を開発しようとする取り組みが盛んに行われています❗が、 行政が公開する統計や医薬品関連情報などのOpen Dataは散財していて活用しづらかったり😥 ウェアラブル等から取得できるバイタルなどのPersonal Dataも個々のサービスに閉じていて活用可能性が低かったり 既存のデータの種類・精度では活用に不十分でサービス開発に必要なデータを新規取得する必要があったり😫 データが手元にあってもそこから何の事業を生み出せるかアイデアに困っていたり😭 という問題を抱えている企業の新規事業開発担当の方、起業家の方が多くいらっしゃいます。 そこで、まずはフランス発のスタートアップリアルコンサルティングデータのJapan Operation Director 町田様からヘルスケアOpen Data... View Article

Onlab BioHealth運営組織のご紹介!

Onlab BioHealth運営組織のご紹介!

April 26, 2019 5:59 pm Published by

先日弊社で、『5つのテクノロジー領域で挑戦を続けるDG Labのミッションを語る』 と題したmeetupを開催しました。 そもそもOnlab BioはDG Labが運営しているのですが、その✨DG Lab✨は一体どんな組織なのかご紹介したいと思います😊 DG Labとは? DGと株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾン、KDDI株式会社が共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織。「ブロックチェーン」「VR/AR」「AI」「セキュリティ」「バイオヘルス」の5つを重点分野とし、これらの分野で高いレベルの技術を持つ国内外の投資先企業と連携し、新たな事業の柱となるプロダクトやサービスを生み出すことを目的としています。🆒 今回のイベントでは、各分野を代表するメンバーが、最先端の技術を活用して新たな事業の柱となるプロダクトやサービスを生み出す為には何が必要なのかについて語ってくれました🎤 続いてOnlab BioHealthチームメンバーをご紹介 橋本 遥 DG Lab プロジェクトリーダー(BioHealth) BioHealthとは、BiotechnologyとHealthcareをかけ合わせた造語で、それはそれは幅広く人々の健康に関わる分野です💊DG LabではITとの融合でイノベーションが期待されるBioHealth領域にフォーカスし、世界中の革新的な技術シーズを持つ会社と連携して事業化を推進しています。また、起業家精神を持つ研究者やエンジニアと共にスタートアップエコシステムの構築にも取り組んでいます。 例えば、食事画像🍛を解析して栄養情報のレポートをユーザーに送付するPHR系サービスや、投薬ではなくスマホのゲーム🎮をすることで病気を治療するDigital... View Article

Open Network Lab HOKKAIDO 1st Batch Demo Day report

Open Network Lab HOKKAIDO 1st Batch Demo Day Report

April 26, 2019 4:00 pm Published by

※ Onlab HOKKAIDO D2Garageの記事より転載 ※ D2 Garageが取り組んでいるOpen Network Lab HOKKAIDO(Onlab HOKKAIDO)では、「北海道から世界で活躍するスタートアップの発掘育成」をミッションに、Seed Accelerator Programを2018年6月にスタートしました。 デジタルガレージが2010年から取り組んできた日本初のSeed Accelerator Program「Open Network Lab」のノウハウと、北海道新聞社のメディアネットワークを最大限に活用し、北海道のスタートアップを支援・育成していきます。 Onlab HOKKAIDOでは、年1回、約3ヶ月間のSeed... View Article

Futurist Meetup開催!テーマはAgriTech

Futurist Meetup開催!テーマはAgriTech

April 2, 2019 5:52 pm Published by

3/27(水)✨第11回Futurist Meetup✨を開催しました❗ 盛況に終わりましたイベントの様子をご紹介します💮 今回のテーマは『AgriTechベンチャー最新トレンド & ブートストラップ』 既存農業に潜むペインは何か❓ペインをどう解決するか❓をディスカッションしました。 今回のMeetupは人材マッチングサービスのみらいワークスとのコラボ企画です。 開催時間は夜🌃みなさんお仕事後にご来場いただいていますので、まずは乾杯🍻からスタート❗お酒をのみつつ、リラックスムードで始まりました〜🌴 農業バリューチェーンにおける課題と解決策を考えるため、事例として国内外のAgriTechベンチャーをご紹介。 例えば… ✅ 生産 GRA&GREEN:作物の育種。全く異なる植物間での接木が可能。 Memphis Meats、Finless Food:人工培養肉/魚肉 MIRAI、PLANTX:植物工場 ✅ 輸送... View Article

作りたいものを本気で作る、起業という選択肢 |Meet with Onlab Grads Vol.2

作りたいものを本気で作る、起業という選択肢 |Meet with Onlab Grads Vol.2

March 15, 2019 3:42 pm Published by

Open Network Lab(以下、Onlab)は、「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。シリーズ「Meet with Onlab grads」では、プログラムに採択され、その後も活躍を続けるOnlab卒業生たちのリアルボイスをお届けします。 今回お話を伺ったのは、Onlab第5期生「Sider」創業者の角幸一郎さん。Onlabに入ったきっかけ、プログラム期間中の経験や今の事業にたどり着くまでの苦労についてお話いただきました。 < プロフィール > Sider 創業者 角 幸一郎 1988年生まれ。学生時代よりフリーランスでエンジニアとして活動を行った後、楽天、CyberAgent(Applibot)、 DACなどで新規事業立ち上げに参画。 その後、株式会社アクトキャットを創業し、2度の社名変更を経て、現在は株式会社Siderとして事業を続けている。 もの作り好きから起業に至るまで ―... View Article

Onlab BioHealth 1st Batch 謝恩会開催!

Onlab BioHealth 1st Batch 謝恩会開催!

March 8, 2019 5:47 pm Published by

先日Demodayを終えたOnlab BioHealth 1st Batchに携わった皆様との謝恩会を開催しました🎉 Onlab Bioは、採択したスタートアップを、Onlab Bio事務局とパートナーが共に支援するプログラム💎 ですが、スタートアップ企業もその事業アイデアや技術をもって、三者それぞれが全力でコミットすることで切磋琢磨し、お互いに成長できることが醍醐味です❗ その意味では、お互いに得るものも与えるものもあり、単純に支援する側・される側という分け方には収まらないんですよね🌟 謝恩会では、そんなプログラムを振り返り、お互いに感謝を伝え合いました💖 スタートアップ各社からは、DemoDay後の進捗を報告していただきました❗ Onlab Bioを通して各社それぞれに大きく成長し、今後の活躍もより一層の楽しみです✨ そんな中、プログラムに対しては双方から様々な声が挙がりました📢 スタートアップチームからは、 パートナーとは資金面の連携を主に期待していたが、事業面のディープな議論も手厚く受けられたのが期待以上だった 当初見られていなかった市場機会を視野に入れることができた。またパートナー数社との連携も具体的に話し始めている。 海外VCと複数のネットワークができた。シリコンバレーのインキュベーションプログラムへの参加も話が進んでいる。 DemoDay以降、チームメンバーの増強をさらに加速することができた。 そしてパートナー企業さまからは、... View Article

スタートアップが取り組むべきアイデアの見つけ方

スタートアップが取り組むべきアイデアの見つけ方

January 18, 2019 5:00 pm Published by

Open Network Lab (以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。 活動資金やオフィススペースなどの設備を提供すると共に、事業のブラッシュアップを目的としたコンテンツやスペシャリストによるメンタリングを通じて、これまで90社以上のスタートアップを支援・育成してきました。 今回は、スタートアップを始めようとしている方、あるいは最初のアイデアからピボットを検討中のスタートアップ向けに、スタートアップが取り組むべきアイデアの見つけ方について説明します。 1. スタートアップが取り組むべきアイデアとは? スタートアップが取り組むべきアイデアについて、多くの記事で紹介されております。 例えば、アメリカを代表するベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalでは以下のポイントを満たすアイデアを選ぶべきと紹介されています。 現在は小さいが将来大きくなる市場に挑んでいること 人々が必死に努力していたり不合理に行動していることに注目 次の大きな波に乗っていること 他には何もしたくなくなる程に熱中できるビジネスであること 60ヶ国以上でシード投資をしている500 Startupsでは、先日Onlabのイベントにお越しいただいた際に以下ポイントを説明できるアイデアであることを重要視していると話されていました。 Why... View Article

Onlab BioHealth 1st Batch DemoDay 開催!

Onlab BioHealth 1st Batch DemoDay 開催!

January 18, 2019 4:51 pm Published by

2019年1月16日(水)に『Onlab BioHealth 1st Batch』がついにDemoDayを迎えました❗ DemoDayとは、プログラム参加スタートアップがその成果発表として、投資家や事業会社、メディアに向けてピッチを行い、次の資金調達や事業連携の機会をつくる、まさにこの4ヶ月半の集大成の場です✨ 当日は投資家の方々をはじめ、パートナー企業の皆様、日経デジタルヘルス、日経バイオテク他メディア各社様、大学・行政等の協力者の皆様、Biotech/Healthcare領域の先輩起業家の皆様など、多くの方にご来場いただき、会場は満員御礼🙏 では早速、ピッチの様子とともに各社の事業内容をご紹介します🎤 トップバッターは、 株式会社Mealthy 生活習慣病予防のための食習慣改善サポート向けSaaSを提供する株式会社Mealthy(メルシー)。現在は健康保険組合を中心に、特定保健指導、糖尿病性腎症重症化予防の継続支援をしています。高度な医療レベルの栄養指導を維持しつつ、栄養士業務の自動化を推進。すでに健保で導入され、業界トップレベルの費用対効果を実現しています。今後は、国内初の糖尿病領域での医療用ソフトウェアとして保険収載を目指し、メディカル領域でのサービス展開を図ります。 次は、 ユナイテッド・イミュニティ株式会社 三重大学と京都大学の医工連携研究から生まれたT細胞活性化技術「T-ignite」の実用化を通じて「Cold tumor」の克服に挑み、がんが治る時代の実現を目指すユナイテッド・イミュニティ株式会社。Cold tumorは、悪性腫瘍(がん)の大部分を占める免疫チェックポイント阻害薬の効きにくい免疫的に不活性ながんで、原因解明と解決策が世界的に希求されています。同社のT-ignite製品は現在最初の臨床試験を実施しており、さらなる事業拡大のために製薬企業や投資家などと連携を進めています。 そして、 Adversity Project / Domolens... View Article

事業のブラッシュアップに最も必要だったのは「人」|Meet with Onlab grads vol.1

事業のブラッシュアップに最も必要だったのは「人」|Meet with Onlab grads vol.1

September 28, 2018 3:00 pm Published by

Open Network Lab (以下、Onlab)は「世界に通用するスタートアップの育成」を目的に、Seed Accelerator Programを2010年4月にスタートしました。1. 事業成長と投資の両側面からバランスの取れた支援を行う「インキュベーション」、2. シリコンバレーなど海外で活躍するスタートアップやスペシャリストを招聘した「イベント」、3. 起業家同士が切磋琢磨し合うことができる環境を提供する「コミュニティ」を通じて、これまで90社以上のスタートアップを支援・育成してきました。 今回は、OnlabのSeed Accelerator Programを卒業した13期生Xpresso田中仁さんをインタビュー。Onlabに入ったきっかけ、プログラム期間中の経験やサービスグロースの苦労についてお話しいただきました。 < プロフィール > Xpresso, Inc. CEO 田中 仁... View Article

Meetup 生命倫理 ー Futurist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』報告書(後編)

Meetup 生命倫理 ー Futurist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』報告書(後編)

August 24, 2018 4:00 pm Published by

後編〜法哲学者・吉良さんのお話〜 前回の記事では、2018年8月22日に開催されたイベントFuturist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』の中から、胚培養士である川口さんの講演『生殖補助医療(ART)の現状から、未来のARTを考える』についてまとめた。 今回の記事では、法哲学者である吉良先生の発表『生殖技術とその規制』についてまとめていく。法哲学は「問いかけ」を重視する学問である。生殖技術が関係すると考えられる様々な倫理的問題について、具体的な解決策を提示するというよりは、どのような観点から問題が提起されうるのか、が述べられている点について、予めご留意いただきたい。 < プロフィール > 法哲学者 吉良 貴之 法哲学専攻。東京大学法学部卒、同大学院法学政治学研究科満期退学。現在、宇都宮共和大学専任講師、ほか東京大学・立教大学等で関連する講義を担当。「法」と「時間」が関わる問題に関心があり、地球環境問題から生殖倫理まで、様々な形での「世代間の正義」、そしてその基盤としての科学技術の社会的あり方を考えている。 個人ページ: http://jj57010.web.fc2.com/ Twitter: https://twitter.com/tkira26 議論するためのいくつかの枠組み 吉良: まず、この問題を議論するための前提として、生殖技術のどの段階を問題にするのかについて考える必要があります。技術が関わる倫理や法規制を考える際には、その技術が過渡期の状態のものであるのか、理想的な状態のものであるのかの区別が重要になります。発展途中の技術の倫理や法規制を考える場合は、技術には不確実な部分があることを前提とし、それに応じて安全と言えるラインを定め、そのラインを遵守させる形での規制が考えられます。考え方の例としては、1990年代頃に欧米を中心に取り入れられてきた「予防原則」があります。一方、理想的な状態にある技術を想定して倫理や法規制について考える場合は、技術的なリスクというより、さらに原理的な問題に取り組むことができます。ただ生殖医療の場合は、過渡期の技術的な問題と、原理的な問題が必ずしも分けられずに考えられていることが多い印象を受けています。もちろん、分けにくい場合が多いことは確かですので慎重になる必要はありますが、ひとまず以上の区別をしてみると見通しがよくなるかもしれません。 吉良: 生殖技術の倫理・法規制について、他の倫理・法規制との違いは何かといった比較も非常に重要だと考えています。2つの例を挙げてみましょう。 吉良:... View Article

Meetup 生命倫理 ー Futurist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』報告書(前編)

Meetup 生命倫理 ー Futurist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』報告書(前編)

August 23, 2018 4:00 pm Published by

前編〜胚培養士・川口さんのお話〜 Robert EdwardsとPatrick Steptoeの手によって、世界初の体外受精児が誕生してから40年。2017年の日本産科婦人科学会の発表によると、現在の日本では約19.7人に1人の赤ちゃんが体外受精によって産まれている。 政府による女性の活躍推進や晩婚化を背景に、生殖医療を受ける患者の数は90年代初頭から増加の一途を辿り、今後もその数は増加を続けていくと考えられる。 そんな生殖医療の未来について考えるイベントFuturist Meetup第9回『胚培養士・法哲学者と考える生殖医療の未来』が2018年8月22日に開催された。 イベントでは、胚培養士・川口優太郎さんと法哲学者・吉良貴之さんのそれぞれによる講演が行われた。本記事では前半パートとして、胚培養士の川口優太郎さんからの講演『生殖補助医療(ART)の現状から、未来のARTを考える』についてまとめていく。 < プロフィール > 胚培養士 川口 優太郎 埼玉医科大学卒業後、総合病院勤務を経て国際基督教大学大学院博士前期課程にて生命科学を専攻。大学院修了後は、加藤レディスクリニック(新宿区)に勤務し、同クリニックの系列病院となる中国上海永遠幸婦科医院の立ち上げにも携わり、培養室の運営や現地スタッフの育成指導を行う。2018年より桜十字渋谷バースクリニック培養室の室長を務める。 桜十字渋谷バースクリニック: https://www.sj-shibuya-bc.jp/ ARTの現状 1990年代初頭には約320名に1人の割合でしか存在しなかったART出生児は、2017年には約19.7人に1人の割合まで増加した。川口さんは、ART出生児が増えた背景には様々な要因が考えられるが、中でも次の3つの要因を指摘している。 川口: 1点目の要因は、日本人が男女共に妊娠やARTの知識が不足していることです。2013年にHuman... View Article